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サイディング壁の修理方法


こんにちは!

グッドハートの前田です。


以前、サイディング壁とは何か、その特徴などを

このリフォームコラムで、「サイディング壁とは??」

というタイトルで取り上げました。


そこで、「実際にサイディング壁を修理するときはどうしたらいいの?」

という疑問にお答えするために、

今回はタイトルにもありますように、

「サイディング壁の修理方法」についてお話をしていこうと思います!


ではまずおさらいとして、

1990年代ころから窯業(ようぎょう)系サイディング外壁材の中でも主流となっています。

サイディング外壁そのものの耐用年数としては、大概は約20年~40年ほどであると言われています。

しかし、使用されている素材や商品によっても耐用年数は異なるため、

定期的にメンテナンスを行う必要があります。


〈施工法の種類〉

◎直張り工法

防水紙の上に直接サイディングを張る方法です。

2000年以前に施工されたサイデイングは直張り工法である可能性が高いと言われています。

直接張っているため、下から入る湿気の逃げ口がない状態になります。

湿気がサイディングの内側から入り込むため、パネルが反ってしまったり、

亀裂が入るなどの不具合が起こりやすいのが現状です。

では、修理方法について見ていきましょう!

◎通気工法

防水紙の上に胴縁(どうぶち)と呼ばれる材木を打ち、その上からサイディングを張る方法です。

この胴縁を打つことでサイディングの裏面と防水紙の間に湿気を通すための隙間を作ります。

これによって、直張り工法のデメリットであるパネルの反りの危険や亀裂が入る危険を防ぎます。

通気工法 胴縁 通気口









1,塗装工事

モルタル壁はクラックが入りやすいという欠点もありますが、

塗膜に弾性(ゴムやバネのように元に戻ろうとする性質)を持たせることで、

建物自体の揺れや下地の動きに合わせて動き、

塗膜に亀裂が入ることを防ぐ方法が広く用いられています。

モルタル壁特有の不具合はクラックから入った雨水によって生じるという

場合が多くあります。

塗膜の膨れや剥がれもその1つで、塗装の際には不具合が起きている部分を

剥がせるところまで剥がしてから塗装を行います。


2,重ね張り(カバー工事)

重ね張り工事では、元々ある外壁の上にもう1枚壁ができるという形になるため、

当然、建物の重量自体が増します。

ですので、重ね張りをすることで地震などによる影響が酷くならないように、

比較的重量が軽い金属サイディングを使って工事をするのが一般的です。

しかし、逆に重量がある窯業(ようぎょう)系サイディングを使って

重ね張りをすることで耐震性能の向上を図るというのも一つの方法です。


3,張り替え工事(モルタルの場合は「作り替え工事」)

モルタル壁の場合は、モルタルを剥がすと防水紙なども一緒に剥がれます。

それによって、下地も新しくして壁自体を作り替えることができます!

また、「モルタル壁の張り替えはまたモルタルにしなければならないのではないか」

という不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、先ほども述べたようにモルタル壁は壁自体を作り替えることができるため、

再びモルタルを塗らずに、サイディングやタイル張りにしてお家のイメージを

ガラッと変えることができます!


以上のように、

サイディング壁にはサイディング壁だけの特徴があり、

その特徴に合わせた修理方法がいくつかあります。

そのため、ご自身のお家のサイディング壁の状況に応じた

修理方法を見つけることが大切です。

しかし、いざ自分で修理方法を見つけようとすると

どれが適しているのか分からないという壁にぶつかることも

少なくはないでしょう。

ですので、一度いくつかの工事業者さんに相談をしてみては

いかがでしょうか。












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